【ポケモンSV S2最終264位】ステロ撒きワンパンして2対3で戦えばイージーウィンできるっしょ【カイリューセグレイブ対策ミミズズ】

ニート攻略ログのゆきです!

ポケットモンスタースカーレット/バイオレット、シーズン2の最終順位は264位でした。
自分なりによくできた構築だと思っているので、初めての構築記事を書いてみます。

コンセプト

先発で出て来やすいステルスロックを撒いて来るポケモンをワンパンして2対3で戦えばイージーウィン量産できる!

構築経緯

シーズン1から引き続きカイリューがとんでもなく幅を利かせていて、初手にステルスロックを撒いてマルチスケイルを潰しておくことが定石のような環境でした。

ステルスロックを撒くことを前提にパーティを組むと初手で何も考えずにステルスロックを撒いてしまうことが多いです。
鉢巻や眼鏡等の不意の高火力でステルスロック撒きのポケモンが一撃で倒されてしまった時、数的不利を覆せずに負けてしまうパターンが何度もありました。
気合の襷やテラスタルを使って無理やりステルスロックを撒いたとしても結局数的不利を取ってしまうし、ステロ撒きポケモンは素早さも火力も微妙なので取っておいて後半で役立てることも難しいです。

「じゃあステロ撒きポケモンワンパンできたら勝ちじゃん!」
ということでほとんどのステロ撒きをワンパンできる鉢巻マスカーニャから構築を組み始めました。

ステロ撒きポケモンを倒す

コノヨザル/カバルドン/バンバドロ/ガブリアス/デカヌチャン/キラフロルなどがよく見るステロ撒きポケモンです。
この6体の中から4体(コノヨザル/カバルドン/バンバドロ/ガブリアス)をマスカーニャ1人で見ることができます。

デカヌチャン/キラフロルに対応できるように炎テラスタルガブリアスを採用。
キラフロルが風船で浮いているとマスカーニャ/ガブリアスでは対処に時間がかかり毒びしを撒かれてしまうため、水ロトムを採用。

この3体を軸にすることで相手にステルスロックを撒かせない、撒かれたとしても数的有利を取れる状況を簡単に作ることができました。

補完要員

この3体だとカイリューとセグレイブが重かったため、ミミズズを採用。
受けループや積み構築の崩しにラウドボーンを採用。
ステルスロックを撒きに来てくれないとコンセプトが崩壊するので、ステロ撒きポケモンを誘うカイリューを採用。

個体解説

ラウドボーン

テラスタイプ:ほのお
性 格:おくびょう
特 性:てんねん
実数値:179-*-120-162(252)-96(4)-129(252)
持ち物:こだわりメガネ
技構成:フレアソング / オーバーヒート / シャドーボール / 大地の力

対受けループの秘密兵器で、フレアソングを連打しているだけでハピナスを突破できる特殊アタッカーになっています。
最速にすることで、スカーフ以外のほとんどのロトムやサーフゴーに上から攻撃することができました。

サーフゴーがラウドボーンの前でテラスタルを切ることはほぼ無いので、上からフレアソングで確定1発。
ロトムには交代読みでシャドーボールをあてられれば半分近く削ることができ、次のサイクルが回せない状況を作れました。

また、マスカーニャやガブリアスを見てドラゴンやロトムがテラスタルしてくる場面も多くあり、炎の一環が作れた時の暴れっぷりが最高でした。

環境に居るほとんどのウルガモスがフェアリーか草テラスタルだったため、Dに振っていなくてもタイプ相性で狩りながらフレアソングを積めるのも強かったです。
H252キョジオーンに対しても半減なのに炎テラスタルすれば+1フレアソングで「48.4 ~ 57.1%」ものダメージが入り、2発で倒せてしまう超火力が魅力のポケモンでした。

オーバーヒートは交代先に大きく負担をかけられるので、裏がわかるまではフレアソングよりもオーバーヒートを優先。
大地の力は一度も使わなかったので他の技で良いかもしれません。

ウォッシュロトム

テラスタイプ:フェアリー
性 格:ずぶとい
特 性:ふゆう
実数値:157(252)-*-167(196)-131(44)-128(4)-108(12)
持ち物:とつげきチョッキ
技構成:ボルトチェンジ / 放電 / ハイドロポンプ / テラバースト

〈調整〉
B…特化鉢巻セグレイブのきょけんとつげき確定耐え
S…4振りロトム抜き

何度も使える便利なクッション枠。
弱点を突かれることがほぼ無いため、最低でも2回は行動できます。
Bをできるだけ硬く、D方面もチョッキを持つことでカチカチにしてこだわり解除のクッションに何度も使えるようにしました。

マスカーニャがじゃれつくを打ってフェアリータイプになった所に鋼技が多く飛んできたので、鋼を4分の1で受けられるウォッシュロトムは相性がとても良かったです。

炎の渦カイリューに対して放電を連発し、3割麻痺を押し付けることで羽休め連打を抑制して次のポケモンでとどめを刺しやすくすると同時に麻痺での運勝ちも拾える良いポケモンです。

カイリュー

テラスタイプ:ノーマル
性 格:いじっぱり
特 性:マルチスケイル
実数値:191(196)-183(100)-121(44)-*-121(4)-121(164)
持ち物:おんみつマント
技構成:龍の舞 / 羽休め / 神速 / 炎のパンチ

〈調整〉
H…16n-1
BD…最硬調整
S…+1で110族抜き抜き

この構築のコンセプトであるステルスロックを撒かせるためのエサ兼対クエスパトラポケモン。
相手にクエスパトラが居ない場合はほとんど選出しなかった影のエース。

おんみつマントのおかげでクエスパトラの前でもルミナコリジョンに怯えることなく龍舞を積むことができ、どれだけ加速されてもバトンタッチよりも先に神速で倒すことができます。
放電で麻痺らない、シャドボでDダウンが無い、悪の波動で怯まないなどなど、地味に便利でした。

地震ではなく炎のパンチを選択した理由は風船サーフゴーに何も出来なくてキレたから。
クエスパトラ入りの構築はサーフゴーがほぼセットでバトンを受けるためにこだわりアイテムではなく風船持ちが多く、炎のパンチが必須でした。
飛行テラスタルに怯えずに技を選べる点も良かったです。

マスカーニャ

テラスタイプ:くさ
性 格:ようき
特 性:へんげんじざい
実数値:151-162(252)-91(4)-*-90-192(252)
持ち物:こだわりハチマキ
技構成:トリックフラワー / 叩き落とす / じゃれつく / けたぐり

構築のエース。
ステロを撒きに来るコノヨザルとガブリアスをワンパンし続け、順位をグングン上げてくれました。
じゃれつくが外れてもスカーフだと思われたのか居座られることが多く、2発目で倒させてくれることが何度もありました。

バンバドロやカバルドンはワンパンできないことが多かったものの、ほぼひんしの状態まで持って行くことができて強かったです。
HPが赤ゲージのSが遅いポケモンを取っておく理由はクッションにするぐらいしかなく、そのためだけに裏に鉢巻トリックフラワーの大ダメージを受けるわけにはいかず素直に倒させてくれる場面が多くありワンパンし損なっても問題ありませんでした。

ヘイラッシャ/ラウドボーン/ドオーの天然組にも強く、HB特化ラウドボーンに叩き落とすが(76.8 ~ 91.0%) も入るため少しでも削れていれば強気に攻めて行けるのが偉かったです。

特性が発動するまで草/悪タイプなのも偉い点で、アクアジェットや不意打ち影打ち等の先制技を半減で受けることができます。
耐久数値こそ低いものの数値以上の活躍を見せてくれた最強ポケモンです。

トリックフラワーを半減で受けに来たポケモンにも鉢巻のおかげでかなりのダメージを与えることができるので、草テラスタルを切れば半減でも受けることが難しい強力なワザになります。

ガブリアス

テラスタイプ:ほのお
性 格:いじっぱり
特 性:さめはだ
実数値:183-200(252)-115-*-107(12)-153(244)
持ち物:こだわりスカーフ
技構成:逆鱗 / ドラゴンクロー / 地震 / テラバースト

〈調整〉
S…龍舞最速セグレイブ抜き
D…余り
陽気でも抜ける範囲が変わらないと感じたため火力を高めるいじっぱりを選択

第二のエース。
龍舞を積んだカイリューや蝶舞を積んだウルガモスの上から動くことができるのが強かったです。

ドラパルトに勝てるのがこのガブリアスしかいないので、ドラパルト入りには先発で出しました。
シーズン2環境で先発で出てくるガブリアスはステロ撒きがほとんどのため、ドラパルトと対面した場合でもテラスタルを切られたり交換されることがほとんど無く無償で突破させてくれることがほとんどでした。

その際、逆鱗ではなくドラゴンクローを選択することで次に出てきたポケモンに対して引く選択肢を取れることが偉かったです。
最初はテラバーストフェアリーで使っていましたが、ドラゴンクローならテラスタルを温存して同じ威力の技を打つことができて便利でした。

炎テラスタルを切ることでほとんどのウルガモスに強く出ることができ、スカーフを持っているので交代際に蝶舞を積まれても問題なく戦うことができました。

HPが減ったガブリアスにサーフゴーが出てきた時、テラスタルを切ってきたらスカーフではない、切らなかったらスカーフである可能性が高くなるので、こだわり解除のために交代しつつ相手のアイテムを推測しやすいのも偉い点でした。

スカーフを撒いているため基本的には全ポケモンの上から攻撃することができるので、HPが1でも残っていれば役割がありスイープ役としても大活躍でした。

ミミズズ

テラスタイプ:かくとう
性 格:ずぶとい
特 性:どしょく
実数値:177(252)-*-214(236)-*-75-88(20)
持ち物:ゴツゴツメット
技構成:鉄壁 / ステルスロック / 眠る / ボディプレス

〈調整〉
HB…特化悪テラスタル黒い眼鏡ドドゲザンのドゲザン2回耐え
S…余り
攻撃技がボディプレスだけなので腕白にする必要がなくイカサマのダメージが減る図太いを選択。

構築で重いセグレイブと神速カイリューを止めるミミズ。
+1巨剣突撃でも(28.9 ~ 33.9%)しか入らず龍舞を積まれても全く問題なく対処することができました。

炎テラスタルのセグレイブが出てきたら終わりですが、居なかったので対策不要でした。

ゴツゴツメットを持っていることで流行っていたセグレイブの襷を潰すことができ、引かれてもステルスロックを撒くことによりHPを1/4削る最低限の仕事ができます。
さらに、神速地震2ウェポンのカイリューも完封できるためカイリューセグレイブ入りには積極的に選出しました。

鉄壁を1度でも積めれば、ボディプレスがH振りFCロトムに(65.0 ~ 76.5%)も入るようになり等倍での受け出しを難しくできます。
格闘テラスタルを切れば同FCロトムに(97.5 ~ 114.7%)ものダメージが入るため、ステルスロックと合わせて倒してしまうことも可能です。

セグレイブが出てきた時は最強のポケモンに見えましたが、選出されなかったりカイリューが特殊型だったりすると選出したミミズズが腐ってしまう事が多かったです。
役割対象が出てこなかった時の汎用性が恐ろしく低かったのが弱い点でした。

持ち物をオボンにして尻尾切りを採用すれば汎用性をあげられるかもしれませんが、尻尾切りを使った後のミミズズのHPが少ない上に鈍足なせいで結局何も出来ないので使い方が難しいポケモンだと思っています。

基本選出

マスカーニャ+ガブリアス+ウォッシュロトムorミミズズ

ステロ撒きポケモンをマスカーニャやガブリアスでワンパンします。
ガブリアスは必要なら1ターン目から炎テラスタルを切ってテラバーストを打ちます。
ロトムやミミズズをクッションにしてマスカーニャやガブリアスを再展開。

マスカーニャもガブリアスもSが高いのでほとんどのポケモンの上から動くことができ、目の前のポケモンに有効な技を打ち続けるだけで相手が疲弊していきます。

先発は相手のステロ撒きポケモン次第です。
マスカーニャ(コノヨザル/カバルドン/バンバドロ/ガブリアス)
ガブリアス(デカヌチャン)
ウォッシュロトム(キラフロル)

カイリューを選出するパターン

クエスパトラが居る場合に選出します。
ルミナコリジョン型の場合は隠密マントのおかげで龍舞を積む余裕があり、神速を上から打ってバトンタッチされる前に倒すことができます。

クエスパトラはルミナコリジョンバトン型ではなく瞑想アシストパワー型のこともありますが、瞑想を積み切った後でもマルチスケイルのおかげで神速を2回打てるので問題なく刺さりました。

ラウドボーンを選出するパターン

受けループや炎弱点が多い構築に選出します。

眼鏡フレアソングは元から火力が高いのに打ち続けるだけでどんどん火力が高くなっていくため、受けループでは数値受けが間に合わず崩壊します。

最速にしているおかげでSに振っていないロトムやサーフゴーに強く、タイプ的に有利だと思っている相手に想定外の攻撃をお見舞いすることができました。

結果

ポケモンSVシーズン2 シングル最終264位 最終レート2101.072
TN:ゆき

基本選出以外の補完ポケモンが相手の型依存で、選出が難しかったことが順位が3桁で止まってしまった原因だと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。パラドックスが解禁される来シーズンも頑張っていきましょう!

以上、ステロ撒きワンパンして2対3で戦えばイージーウィンできるっしょでした。

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